【マニラ】? パチスロ機製造大手ユニバーサルエンターテインメントは26日、
フィリピンのマニラベイ地区でカジノリゾート建設起工式を行った。
カジノリゾート建設起工式に臨むユニバーサルEの岡田和生会長(右から3人目)、富士本淳社長(右端)と地元関係者(1月26日)
投資総額は20億ドル(約1540億円)。
マニラベイはフィリピン版ラスベガス建設を目指して政府主導で開発が進められている。
ユニバーサルエンターテインメントの岡田和生会長は26日、同社単独でプロジェクト資金を調達可能だが、ギャンブル以外の施設運営に向けてフィリピンの複数のパートナー候補と協議中だとした。
同社広報IR室の堀内信之部長は、10億ドルは既に現金で準備しており、残りの10億ドルを別途調達する計画だと述べた。
建設用地は110エーカーでホテル3棟、大型会議場1棟、ガラスドームで覆われた人工ビーチが建設される予定。
竣工予定は2014年後半。岡田会長はリゾート開発で1万5000の雇用創出を見込んでいるとした。
記事:ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
記者:Kate O’Keeffe and Cris Larano
ユニバーサルエンターテインメント社とは:
パチスロ機の大手メーカーで、ミズホ、エレコ、メーシー販売をあわせた4社で
パチンコ・パチスロ機の製造・販売を行っており、これら子会社のパチスロ機種も、
「ユニバーサルブランド」として認識されている。
また、エンターテイメント業界自体にも強みを持ち、
映画・格闘技などのイベント主催・協賛などを数多く行う。
1998年に社名をアルゼ株式会社に変更した。
由来は、ARchaeopteryx(始祖鳥)・Universal(ユニバーサル・旧社名)・
A to Z(すべての)・Entertainment(エンターテインメント)の合成。
また、A to Z Entertainmentと表されているように、「何でもあるぜ」ということから。
2009年11月1日、原点に返る姿勢として、社名を創業時の「ユニバーサル」を冠する
株式会社ユニバーサルエンターテインメントに変更した。
週刊文春・週刊新潮にオリジナルキャラクター「あるぜ君」を使用しコラム広告を掲載していたが、社名変更に伴いキャラクターは「ユニバ君」に変更された。