JCMの四半期ゲーム売上高は前年同期比24%減、利益も減少

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JCMグローバルとして知られる日本金銭機械株式会社は、今年度第1四半期である6月30日までの3ヶ月間において、7億5000万円(520万米ドル)の純利益を計上した。この利益は前年同期比19.8%減であったと、同社は最近発表した最新情報の英語版で述べた。

東京証券取引所に上場しているJCMは、銀行券の検証や通貨を扱う機械を製造しているほか、カジノゲーム機用のプリンターやその他のゲームハード関連機器も製造している。

同社の最新四半期決算では、売上高が前年同期比6.3%増の約63億9000万円となった。

営業利益は2億7500万円で、前年比41.0%減となった。同社によると、「電子部品の不足と輸送コストの増加」が影響したという。

同社グループのグローバルゲーミング事業の4-6月期売上高は前年同期比24.2%減の26.6億円強、セグメント利益は同49.3%減の2.91億円となった。

同社はグローバルゲーム事業について、「紙幣識別機やプリンターなどの主力製品の需要は引き続き高い」と述べているが、「半導体などの電子部品が不足している」ため、「一時的に供給が需要を下回っている」と付け加えた。

JCMは3月31日までの12ヶ月間、売上高が前年同期比26.0%増の252.6億円、純利益は31.5億円近くを計上した。

JCMは6月、2024年3月期の連結売上高は286億円を見込んでいると発表した。営業利益は15億円、純利益は11億円を見込んでいる。

参考記事
https://www.ggrasia.com/jcm-quarterly-gaming-sales-down-24pct-y-o-y-profit-dips/