韓国:中国人富裕層がターゲット!仁川にカジノリゾート計画

韓国の仁川(インチョン)国際空港公社は、30億ドル(約2303億円)をかけて、
中国やそのほかの国からの富裕層をターゲットにしたカジノリゾートを建設する計画
を発表した。(シンガポール紙・聯合早報報道)

このカジノリゾートはソウルから西へ50kmの空港周辺に建設が予定されており、
ホテル、カジノ、コンベンションセンター、ショッピングモール、医療施設などを含む
総合施設となる。ラスベガスやマカオのようなカジノリゾートを想定しており、
すでに開発業者との商談に入っている。

仁川国際空港は現在、収入の65%を航空運輸と直接関係のない、ホテル・免税店や
その他のサービスで得ており、免税店収入の4分の1が中国と日本の乗客からの
売り上げとなっている。

昨年1-10月は免税店だけで12億6000万ドル(約967億5500万円)を売り上げ、
ドバイ国際空港を抜いて世界一の営業収益を達成した。
昨年、仁川空港を訪れた乗客は3500万人に上る。
(翻訳・編集/渡邊英子)(Record China報道)

ただし、今回この計画を発表したのは仁川空港の運営を行っているIncheon International Airport社。
別報道による同社CEOのコメントでは「6月末までに開発事業者の確定を行い、来年には開発に入る」とのことこと。すでに事業者との交渉は始まっているとされていますが、一方でIncheon International Airport社からはユニバーサル社の名前は全く出てきておらず、昨年11月の地元メディアによる報道との関連性は確認されていません。

また、昨年の11月の時にもご紹介した通り、現行のカジノ関連法のままで開発を行えば、ここで開発されるカジノは外国人専用となります。一方で、その法律の改正を行なおうとする動きもずいぶん前より確認されていますので、IR開発の競合である日本としては予断を許さない状況になってきました。数日前にご紹介した客船カジノの合法化の件も含めて、韓国はアグレッシブに動いていますね。
引用元 // http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/6601446.html




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