セガサミーホールディングス(6460)は5日、米国のカジノ機器市場に参入すると発表した。米子会社がネバダ州の許認可を得たため、今後ラスベガスなどのカジノ向けに機器の製造と販売ができる。ネバダ州の審査はカジノ業界の中で厳しいといわれており、今後他の地域でも機器の製造や販売を進める。2019年3月期中にネバダ州での販売を目指す。
1日付でネバダ州におけるカジノ機器の製造と販売の許認可を取得した。セガサミーでは今までマカオとフィリピンの許認可を得ていたが米国では初めて。米国向けにスロット機器のようなものを製造する。
セガサミーはカジノを中核とした統合型リゾート(IR)事業を韓国で展開するなど、カジノ事業に力を入れる。セガサミーは同日、京都大学とギャンブル依存症について産学共同研究を始めると発表した。海外のカジノ利用客のデータを提供する。日本のカジノ事業につなげる狙いだ。
「日本のカジノ参入は大都市型で」セガサミー社長
「日本のカジノ参入は大都市型で」セガサミー社長
セガサミーホールディングスの里見治紀・社長兼最高執行責任者(COO)は11日、日本のカジノを含む統合型リゾート(IR)について、同社としては大都市型の施設運営の参画に意欲を示した。
都内で開催されたIR関連イベントで記者団に述...