【業界ニュース】 オンカジASP サムライクリック騒動の真相

オンラインゲーミング専門のASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)サムライクリック.comと提携カジノである老舗ワイルドジャングルカジノとの間で一騒動起きているとのニュースが飛び込んで来た。

カジノ新聞では20年間にわたるオンライン業界及びランドベースカジノ周辺情報網を駆使し今回ワイルドジャングルカジノ運営に携わるトップクラス幹部への直撃インタビューに成功した。

「初心を忘れた侍にワイルドが悲しむ。。」とサブ題を記するもインタビューの内容をご覧ください。

騒動の発端はサムライクリックが会員向けメールマガジンでアフィリエイト報酬不払い云々のニュースをばらまいたことに始まったようだ。以下、インタビューの内容をそのまま掲載するものです。

samuraiclick

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サムライクリックへの支払いストップについてコメントお願いします。

はい、サムライクリックさんが公表された通り、払いは去年からストップしています。

実はサムライクリックさんへは去年(2015年暮れ)頃から、契約ストップに関するメールを、弊社側から数度送っていますし、別に今回の事は驚くことでは無いかと思うのですが、サムライさん本体は投資者が多くいる模様なのでアクションを要されているのでしょう。

弊社発の「ワイルドジャングルカジノをサムライクリックで掲載中止依頼メール」等の通知証拠は幾つもございます。これはサムライさん側も同意するはずですし、すでに半年位は経っています。
 
 
何故にストップなのですか?

長い話となりますが、サムライさんらとは彼らがサムライクリックを始める以前からのお付き合いでありまして、当時サムライさんは「ワクワクロト」というソーシャルサイトを運営されておりました。

その「ワクワクロト」にライブカジノやカジノゲームを併設することから弊社との取引関係が始まったわけなのですが、当時弊社が9ヶ月とお金をかけて作り上げた「ワクワクカジノ」を納品させていただいた瞬間、本体である「ワクワクロト」のサイトを突然閉鎖されてしまったという、なんともサムライさん側の身勝手な行動で億は損したんですね。。

結局「ポイントを商品に変換」というモデルを見切ったんですね。弊社が納品したゲームカジノシステムはサーバー30個、瞬間2万人対応、ライブ施設別途設置っていっぱいありましたが、資金が無い彼らをサポートするかたちで今回のサムライクリックがはじまったんですね。同じ人らですから会社名多少変わっても「お互いに対する責務」は変わらないんです。

ですから、金額はいいませんが、彼らが「未払いと思っている部分」と、弊社グループがまだ未回収の部分とではまだ満たないも、お互い「痛み分け」ということでキレイにできないものかと思うんですが、初心を忘れたのか、出逢いの接点はもともとウチに億以上の未回収があるんですが、まぁちょっと公示の仕方に不満あるも彼らには彼らの都合があるのでしょう。

メールで一方的に弊社側が悪者では、、それは無いでしょ!って感じです。お世話になっている業界の迷惑をも考えない所詮ブローカー的発言で「侍の心を失ったサムライ」ってことでしょうか、悲しいことでございます。
 
 
今後アフィリエイト活動はどうされますか?

当社は一度も本当のアフィエイトさんに支払いをしなかったことはありません。ワイルドジャングルカジノはアジアナンバーワンのジャックポットが当たるカジノであり、もうすく10年となります。ベトナム、中国、台湾等でも姉妹サイトは活躍しておりますし、今後もプレイヤー様及びアフィエイトさんらからもいままで通り、「無クレームカジノ」であるように心がけてまいる所存であります。
 
 
本日はお忙しい中のインタビューありがとうございました。
最後の質問となりますが、サムライクリックと御社ワイルドジャングルカジノはサムライクリック創業当時からの提携と伺っておりますが、サムライクリックの御社への貢献度たるは、いかほどであったかは(数字的に)お伺いできますでしょうか?

そうですね、あまり細かなところまではお話しできませんが、日本市場だけで考えると新規顧客数の最大時で8%はサムライさん関係からご紹介いただいていた模様です。グループとしてはアジア全体からみて日本市場自体が小さいため、0.3%以下の新規登録者の紹介に貢献していただいていたわけです。実際のリアルとなったらもっと小さいので痛手ではあるも、お互い今後も業界発展のために励む以外ありません。
 
 
—インタビューは短くも業界の重鎮に直接お話しができたことはカジノ新聞にとっても収穫でした。

業界をご存知の読者であれば、今回の騒動、いずれに軍配と言う観点ではなく、世界のアジアのオンラインゲーミング界の歴史も感じつつ、業界の両雄にエールを送って締めとさせていただきましょう。