16年3月から週4便を運航予定
マカオ航空が来年(2016年)3月28日にマカオと福岡を結ぶ新路線を開設する予定であることがわかった。
マカオ航空大阪支店によると、フライトは週4便(月・火・金・土)、使用機材はエアバスA321型機を予定しているとのこと。今回の福岡定期便の就航については、これまでチャーター便の運航実績があるが、インバウンド及びアウトバウンドの双方の需要が見込めるとの判断によるものという。
マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、すでに東京(成田国際空港)及び大阪(関西国際空港)の2都市に乗り入れ済み。今年3月に大阪線、11月に東京線が週4便からデイリー運航に変更となり、使用機材も大型化された。
昨今、マカオでは円安などを背景に日本渡航がブームとなっており、マカオから日本を訪れる訪日旅客需要の高まりで、日本線は定期便、チャーター便ともに高い搭乗率をキープしているとされる。
マカオ航空はマカオに本拠地を置くマカオを代表するフラッグシップキャリアで、中国4大航空会社の一角にあたるエアチャイナ(中国国際航空)が7割弱、マカオ特別行政区政府が2割強の株を保有する。世界的なアライアンスには加入していないが、エアチャイナ、全日空、アシアナ航空、タイ国際航空といったスターアライアンス系航空会社を中心にコードシェアを行い、マイレージサービスではエアチャイナ、全日空と提携している。(macau shimbun)
【資料】
マカオ航空(NX)福岡(FUK)〜マカオ(MFM)運航スケジュール(予定)
NX805 FUK 20:55発 MFM 23:30着
NX806 MFM 15:30発 FUK 20:00着
※運航日:月・火・金・土
※発着時間は全て現地時間
※関係国政府による許認可等の取得が条件