[ちちんぷいぷい-毎日放送]で、「統合型リゾート施設」について取り上げていました。
外国人旅行者が今後ますます日本に来てくれるようにと期待されているのが、”カジノ”です。
政府は成長戦略のひとつとしてカジノを含むリゾートを実現させようとしているのですが、候補地の中で有力な場所のひとつが「大阪」です。
そんな中、関西の経済人の集まりである「関西経済同好会」が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の夢のようなイメージ映像を発表しました。
大阪湾に浮かぶ人工の島、夢洲(ゆめしま)を一大リゾート地に開発するという構想だそうです。
水都大阪なにわ八百八橋をイメージしたデザインで、ホテル、国際会議場、商業施設、遊戯施設などを建設し、カジノについては全体の面積の3%以下にすべきとしています。
カジノだけじゃなく、さまざまなリゾート拠点に
では、具体的にどのような構想なのでしょう?
港からは、神戸港や関西国際空港とを結ぶ高速シャトル便が発着。
大阪市内からの交通は、現在のJRゆめ咲線や地下鉄を延伸させ、夢洲駅を建設するほか、施設内を新技術によって移動する提案も盛り込まれています。
発表資料より
カジノ以外にも世界中から観光客やビジネス客に来ていただこうという算段で、MICE(マイス)という展示会や学会などのビジネスイベントが行えるような、アジア最大の展示場や会議場を作ってビジネス客に来てもらい、お金を落としてもらおうという計画も。
また、水辺の環境を活かした水族館や、体験型の動物園や植物園を作ってファミリー客もゲットしようという計画もあるんです。
この計画には橋下大阪市長も「いいんじゃない?」と太鼓判を押しているそうです。
関西経済同好会が提案するリゾート計画は、東京オリンピックが開催される2020年の開業を目指したいということです。
オリンピックで盛り上がる東京とともに、大阪も盛り上がっていこうと頑張っていますね!(by DMM NEWS ライター:ツカダ氏)