関西経済同友会は、関西経済の活性化を狙った関西統合型リゾート
の提言を発表した。
=関西統合型リゾート「ＫＩＲ」（Kansai Integrated Resort）構想=
舞洲（大阪市此花区）を中心にしたベイエリア地区に大型展示場やホテル、
巨大なスタジアムなどに加えてカジノも２カ所に建設し、
国際都市間競争力を高めるべきだとした。
シンガポールの統合型リゾートを参考にしたといい、
初期投資は６千億～９千億円で、ほぼ民間資金で賄うという。
リゾートは舞洲や夢洲、咲洲から天保山、ＵＳＪなどを含むベイエリアの約７９万３千平方メートルで開発。
同エリア内に６万人が収容できる会議室や３万平方メートルの展示場、
文化・芸術拠点となる関西ミュージアムなどを建設し、
既存の施設と連携して国内外からの集客を図りたいとしている。
カジノについてはエリア内に２カ所建設。
カジノは関西統合型リゾートの重要機能と位置づけられており、
①カジノの導入による「認知度向上」、
②訪問客・MICE誘致の呼び水となる「集客」、
③税収を都市の活性化に還元できる「財源」
④収益力に劣るMICE機能等を補う「収益補完」
⑤多くの従業員を雇い入れる「雇用創出」の機能が期待されています。
リゾート内各施設を収益面で支援するとともに、運営面では高い雇用創出が
期待できるとしている。ターゲットは外国人観光客で、
日本人の利用については登録制度などの厳格な制限策を設けることも
検討すべきだとしている。
関西経済同友会の関西統合型リゾート「KIR(Kansai Integrated Resort)」
実現に向けての詳細は、こちらからご覧いただけます。
カジノ新聞
