マカオのカジノで偽造チップの現金化試みる…元VIPルーム従業員の男2人逮捕、巨額詐欺で
2022/05/12
マカオ司法警察局は5月11日、同月4日にコタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノのキャッシャー窓口で額面10万香港ドル(日本円換算:約150万円)のゲーミング(カジノ)チップ1枚の現金化を試みたとしてマカオ人の男2人を巨額詐欺罪で逮捕、起訴したと発表。被疑者はいずれも元カジノVIPルームのスタッフで、以前は同僚、現在は友人関係にあるとのこと。
警察発表によれば、5月4日午前3時頃、被疑者2人が持ち込んだチップが偽造であることをキャッシャー窓口の職員が見破り、知らせを受けた警備スタッフが現場で1人(32)を取り押さえた上、警察に通報したという。残る1人(40)は混乱に乗じて逃走したが、同日午後、勤務先にいたところを警察が逮捕した。(続きを読む マカオ新聞)
マカオ、カジノディーラーが勤務中にチップ着服…故意に落として靴の中へ隠す手口
2022/05/20
マカオ司法警察局は5月19日、勤務先からカジノチップを着服したマカオ人のカジノディーラー職の女(54)を業務上横領罪で逮捕、検察院送致したと発表。
警察発表によれば、5月7日にカジノ施設から同局へディーラー職スタッフによる着服があり、責任を追求したい旨の通報が寄せられたとのこと。同月3日午前1時頃、ディーラー職スタッフ1人がバカラのゲーミングテーブルを担当している際、額面1万香港ドル(日本円換算:約16万円)のチップ1枚を着服したのを監視部門のスタッフが発見し、このディーラーは本件が発覚以降出勤していないとの説明があったとした。
その後の同局の捜査において、被疑者がテーブル上にあったチップを故意に床に落とし、それを足の指を使って挟み、靴の中に入れる一部始終が確認できたという。被疑者はマカオを離れていたが、15日夕方に入境したことがわかり、イミグレーション施設内で逮捕された。(続きを読む マカオ新聞)