「カジノ」住民投票で決めよう – 和歌山

カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会 ● カジノニュース
カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会

和歌山市の和歌山マリーナシティに、カジノを含む統合型リゾート(IR)を造るのか造らないのかをみんなで決めよう!

和歌山県が誘致を進めるカジノを含むIR=統合型リゾートについて、誘致の是非を問う住民投票の実施を目指す市民団体が、6日から署名活動を始めることになりました。

これは、市民団体の「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」が4日、会見を開いて明らかにしました。
和歌山県は、和歌山市の人工島「マリーナシティ」にIRの誘致を進めていて、カナダの投資会社を事業者に認定し、整備計画の作成を進めています。

これに対し、市民団体は誘致の是非を問う住民投票の実施を目指して、署名活動を6日から始めることになりました。
住民投票を行うには条例の制定が必要で、来月5日までの1か月間に和歌山市の有権者の50分の1、およそ6200人の署名が集まれば、市長に条例の制定を求めることができます。

この場合、市長は条例案を市議会に提案し、審議されることになります。

IRに関する住民投票をめぐっては、横浜市で誘致の是非を問う住民投票条例の制定を求める19万人余りの署名が集まり、条例案が市議会に提出されましたが、ことし1月、反対多数で否決されました。

市民団体の豊田泰史 共同代表は、「IRについて不安視する市民もいる中で、声を聞いてもらえる場が少なかった。住民投票を行い、賛成反対を問わず住民の声を聞いてほしい」と話しています。

YouTube カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会 記者発表