和歌山では一歩前進、カジノIR業者と基本協定結ぶ

和歌山県カジノIRプロジェクト ● カジノニュース

和歌山県は26日、誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート施設」(IR)の運営事業の優先権者「クレアベストニームベンチャーズ」などの共同事業体と基本協定を結んだと発表した。

同社はカナダに本社があるIR投資会社の日本法人。県がこの共同事業体を運営事業の優先権者に選んでいる。協定は、国から区域整備計画の認定を受けて実施協定締結に至るまでの手続きなどの内容。

今後は、県と優先権者が共同で区域整備計画を策定し、来年4月28日までに国に申請する。県は優先権者に対し、地域経済の発展や地元雇用創出につながるよう、県内事業者が広く参画できる態勢づくりなどを求める。また、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、県民に対し説明会などを実施し、IRの情報や誘致理由を発信していくという。