スロット大当たりの米国男性が勝ち金を盗まれた意外なワケ
昔のスロットマシンだったらこんなことは起きなかったのに……。
米ペンシルベニア州ベスレヘムで6月30日、新型コロナ規制が解除され、久しぶりにオープンしたカジノ「ワイルドクリーク・カジノ」で遊んだ客が、スロットマシンで大当たりを出したのに、それを別の何者かに盗まれてしまった。
スロットマシンで大当たりしてジャラジャラと大量に出てきたコインをどうしたら他人に取られるんだ? そう思う読者も多いでしょうが、ニューヨークからやってきたこの男性客(40)が遊んでいたのは「ティケットイン・ティケットアウト」というタイプのマシン。
プレイをやめるときにマシンの清算ボタンを押すと最終的に買った金額を意味するバーコードがプリントされた紙が出てくる。このバーコードの紙を精算機に入れると現金などに換金される仕組みだ。
男性は1956ドル(約22万円)勝っていたが、それを記したバーコードの紙を置き忘れて席を立ってしまったのだ。「しまった!」と気づいたが、時すでに遅し。別の誰かがバーコードの紙を取っていき、換金した後だったという。
ペンシルベニア州警察が盗んだ犯人を捜査しているが、容疑者は見つかっていない。ワイルドクリーク・カジノはコロナ禍のため、昨年3月15日から今年6月29日まで休業していた。久しぶりに遊んでイイ感じに勝ったのに、うっかりしたばかりに……男性客はガックリだ。