横浜市は、カジノを含む統合型リゾート=IRの開発・運営を行う事業者の資格審査を終え、2つのグループが通過したと明らかにしました。
IRの誘致を進める横浜市は、ことし2月から5月17日まで開発や運営などを行う事業者を募集し、応募書類をもとに参加資格の審査を行ってきました。
そして31日、事業者への結果通知の期限を迎え、2つのグループが通過したと発表しました。
グループを構成する会社名について市は明かしていませんが、関係者によりますと、「メルコリゾーツ&エンターテインメント」と、「ゲンティン・シンガポール」の2社を中心とするグループということです。
当初、横浜への参入に前向きな姿勢を示した運営事業者は7社でしたが、うち3社が、これまで新型コロナの影響などを理由に、見送りを表明していました。
市は6月1日から11日まで、2つのグループから具体的な計画の提案を受け付け、ことし夏頃にどちらか1つを選定し、国への申請を進める見通しです。(tvkニュース)