延期 長崎県のIR事業者選定 2021年夏へ【長崎】
長崎県の中村 知事は、カジノを含む統合型リゾ－トの事業者を、当初2020年秋から冬に選定する方針でしたが、2021年夏ごろに延期する方針を示しました。
これは30日、山口市で開かれた九州地方知事会議の席上、明らかにしたものです。
長崎県は、カジノを含むIR 統合型リゾ－トの佐世保への誘致を目指していて、当初、2020年秋から冬にかけ事業者を選定する予定でした。
しかし、IRをめぐる国会議員の汚職事件や新型コロナウイルスの影響などから、国の基本方針がまだ定まっていません。
このため長崎県は、スケジュールを半年ほど先送りにすると共に、九州知事会に対して、IR事業者と地元の民間企業のビジネスマッチングを進める「九州IR協議会」の発足を提案しました。
知事会は、協議会の発足を30日に開かれる知事会と経済団体でつくる「九州地域戦略会議」に提案し、九州全体の経済活性化に向けIRの推進に取り組む考えです。(テレビ長崎)
