マカオ、8月のカジノ売上対前年94.5%減の約177億円…コロナ禍でインバウンド旅客激減=1〜8月累計は81.6%減
マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は9月1日、今年(2020年)8月のマカオの月次カジノ売上(Gross Gaming Revenue=GGR)について、前年同月から94.5%減、前月から0.3%減となる13.30億マカオパタカ(日本円換算:約177億円)だったとする最新統計を公表。
対前年の主なマイナス要因として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環で1月下旬から現在に至るまで入境制限を含む厳格な防疫対策が講じられており、インバウンド旅客数が激減していることが挙げられる。
なお、8月の1営業日あたりの平均売上は0.43億マカオパタカ(約5.7億円)。新型コロナの影響が生じて以降、2月(2月5〜19日の休業期間を除く14日間)は2.22億マカオパタカ(約29.6億円)、3月は1.70億マカオパタカ(約22.7億円)、4月は0.25億マカオパタカ(約3.3億円)、5月は0.56億マカオパタカ(約7.5億円)、6月は0.23億マカオパタカ(約3.1億円)、7月は0.43億マカオパタカ(約5.7億円)と低位で推移している。
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