マカオ新聞(20/06/2018) マカオ司法警察局は6月19日、不正行為によりカジノ運営企業に損失を与えたとして、マカオ半島新口岸地区のカジノ施設に勤務するマカオ人のカジノディーラー職の男(30)及び中国本土出身の無職の女(37)の2人を業務上横領の疑いで逮捕、送検したと発表した。2人は恋人同士の間柄だったとのこと。
警察発表によれば、同月14日、ディーラー職の男が担当するバカラテーブルに客を装った女が着席。女が額面1000香港ドル(日本円換算:約1万4000円)分のゲーミング(カジノ)チップ5枚をテーブルに置き、ディーラーが5000香港ドル(約7万円)分のチップ3枚と交換したところをカジノ監視部門のスタッフが発見し、警察に通報したとのこと。
その後の調査で、2人は同じ日に同様の両替に見せかけてチップを盛る手口で5回に渡って不正にチップを授受し、その合計は6万7000香港ドル(約93万8000円)に上る。(⇒続きを読む)