マカオ政府統計調査局は11月18日、昨年(2021年)のマカオの産業構造統計を公表。
2020年は新型コロナの爆発的流行により観光業が主となるマカオ経済に大きな衝撃をもたらしたが、2021年はリバウンドがあったものの、前年と比較して状況が一部改善し、需要の回復につながり、全業界の産業付加価値総額は対前年実質27.1%の増加となった。
第三次産業の付加価値総額は実質29.1%増。全産業の付加価値総額に占める第三次産業の割合は1.0ポイント上昇の92.3%。ノンゲーミング(非カジノ)サービス業の割合が3.6ポイント下落の66.5%となった一方、カジノ・カジノ仲介業は4.6ポイント上昇の25.8%に。
第二次産業の付加価値総額は実質5.2%増。全産業の付加価値総額に占める第二次産業の割合は1.0ポイント下落の7.7%。建設業の割合は0.6ポイント下落の5.8%に。