マカオカジノIR運営MGMチャイナが2022年3Q業績発表…EBITDAのマイナス幅拡大

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マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角にあたるMGMチャイナ社は11月3日、今年第3四半期(2022年7〜9月)の監査前業績を発表。

同社発出資料によれば、今年第3四半期の純収入は前年同期から37.5%減の約6.87億香港ドル(日本円換算:約129億円)、調整後EBITDAはマイナス約5.36億香港ドル(約101億円)で、マイナス幅は前の四半期から4割拡大。

カジノ売上についてはコロナ前2019年第4四半期の11%にとどまったが、市場水準の8%を上回ったとのこと。財務状況についても安定を維持しており、9月末時点の総流動資金は約99億香港ドル(約1858億円)とした。

今後については、中国本土で訪マカオ許可電子申請受付が再開したことから、渡航規制の緩和によってインバウンド旅客が緩やかに回復するだろうとの見通しを示した。