マカオ航空（NX）は10月27日、新型コロナウイルス感染症の影響により運休を余儀なくされていた成田発マカオ行きの旅客便の運航を再開した。
マカオでは依然として厳しい入境制限が講じられているが、長期にわたる運休を乗り越え、日本からマカオへ向けて、約2年ぶりに旅客を乗せた直行便が飛び立ったことは感慨深い。
マカオ航空日本支社によれば、同路線の冬期スケジュール（2023年3月25日まで）は、毎週木曜日を予定。機材はエアバスA320を使用し、ビジネスクラス、ジョイフルエコノミークラス、エコノミークラスの計3クラス構成とのこと。
現在、航空券の予約・購入はマカオ航空の航空券を取り扱う旅行会社のほか、マカオ航空本社が運営する公式ホームページでのみ可能だが、近日中に同社の公式日本語ホームページでも予約・購入が可能になる予定という。
マカオ行き直行便の出発ゲートで搭乗者を迎えるマカオ航空スタッフ＝2022年10月27日、成田国際空港（写真：マカオ航空日本支社）
同社は今回の運航再開にあたり「日本とマカオを直行便で結ぶ唯一の航空会社として、お客様の需要にお応えしたいと考えております。マカオに行こう！日本に行こう！マカオ航空で行こう！そうおっしゃっていただけるよう、まずは週1便から徐々に運航してまいります。」とコメントを寄せた。
成田からマカオへの直行便の所要時間は約4時間半。なお、マカオ発成田行きの旅客便については、一足早く10月13日から運航再開済み。
