コロナ感染数増加でソウルのカジノに休業命令

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韓国ではソウル地域における新型コロナ感染者数が増加していることを受け、ソウル地域のカジノを閉鎖するよう命じました。ソウル市全域で感染防止の制限も強化する。

韓国当局は11月22日の発表で、新型コロナの国内新規感染者数が271名を記録したと発表しました。これは1週間で初めて新規感染者数が300名を下回ったものの週平均を下げるのに十分ではありませんでした。これを受け11月24日午前0時より新規感染防止の制限強化を発令した模様です。

ソウル、京畿、仁川の各地域は、100人以上が集まる可能性のあるすべてのイベントを禁止する国のCOVID-19緩和戦略の「レベル2」に命じられました。バー、ナイトクラブ、そしてもちろんカジノは、今後2週間は完全に閉鎖するように命じられます。

影響を受ける地域には、国営のグランドコリアレジャー(GKL)が運営する2つのセブンラックブランドカジノと、仁川国際空港近くのパラダイスシティ統合型リゾートを含む国内最大のプライベートカジノオペレーターであるパラダイス株式会社が運営する2つのカジノが含まれます。 GKLによるとカジノが12月8日まで閉鎖された場合、同社の予想損失は51億ウォン(460万米ドル)に上るであろうと述べました。

レベル2の発令により、韓国国内向け合法ギャンブルである競馬、競輪、競艇も同期間停止される模様で、韓国国民が唯一入場可能なカジノはソウルの北約200kmの山岳地帯にある江原ランド(カジノ)となります。

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