IR応募のサンシティ、和歌山事務所を開設 あすから一般公開
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)で、県の事業者公募に参加している香港のサンシティグループが和歌山市内に和歌山事務所を開設し、9日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。11日から一般公開される。
事務所は、南海和歌山大学前駅に直結する駅ビル1階に開設。床面積約460平方メートルで、通常の事務所スペースに加え、一般客が自由に出入りできるスペースを設けた。
同社が計画するIR施設の縦約3メートル、横約4・5メートルの立体模型を展示。スクリーンではIRのコンセプト動画を上映する。
セミナーなどが開催できるコミュニティスペースやカフェスペース、会議室などを設置。今後、依存症対策などのセミナーを開催するほか、市民にも開放し、若手経営者や大学生などを対象にイベント会場やギャラリーとして活用してもらう。
広報担当者は「事務所を活用してもらい、地域活性化に貢献する。IRへの理解を深めてもらえれば」と話している。問い合わせは和歌山事務所(073・499・8011)
サンシティの和歌山IR2.0 施設コンセプト