[香港 11日 ロイター] – 中国は11日、国内旅行者に対するマカオへの観光ビザ発給を9月23日から再開すると発表した。
国家移民管理局は、国内の新型コロナウイルスの状況が改善し続ければ、マカオへの個人または団体旅行用の観光ビザの申請が可能になるとしている。
約1カ月前にマカオとの境界規制が緩和されていた広東省の住民は8月26日から申請可能。同省珠海市の住民は8月12日から申請できる。
マカオへの観光客は、本土観光客が90%以上を占める。財界や投資家からは、コロナ危機の落ち込んだカジノ産業の復活に向け、ビザ発給再開を待望する声が強かった。
発表を受けて香港株式市場ではカジノ株が上昇した。