米ニュージャージー州アトランティックシティの「ボーガタ・ホテル・カジノ・アンド・スパ」で、部屋にいながらテレビを通じて賭けに参加できるシステムが18日から試行されることになった。さながら流行のオンラインカジノ風である。
州のギャンブル当局が先月認可したもので、客はホテル内のテレビとリモコンを通じて、ポーカーとスロットに参加できる。試行期間は90日で、2800室ある同ホテルのほとんどの部屋でシステムを利用できるという。同様のシステムは以前からも大型豪華客船の部屋内で使用されているものだ。
同州議会は、アトランティックシティのカジノがオンラインギャンブルを提供できる法案を可決したが、クリスティー知事が拒否権を行使。ただ、同知事は、ギャンブル中毒者への対策などが実現されれば、将来的に賛成する考えを示しているのでGOサインは時間の問題と言われている。
シティグループのアナリストによると、米国では現在8州がオンラインギャンブルの合法化を検討。デラウェア州やネバダ州では一部合法化されているものの、ニュージャージー州のような人口が多い州で合法化されている例はまだなく、同州の場合、市場規模は最高10億ドル(約940億円)に上る可能性がある。
アトランティックシティ、ニュージャージー州 – 自宅でカジノとは聞いた言葉であるが、さながらベッドに居座りながらの寝ながらカジノであろうか。まさにカジノ漬け?が満喫できる「ボーガタ・ホテル・カジノ・アンド・スパ」であります。
カジノ新聞